このページでは、転職活動の準備としてやっておくことを記載します。具体的には、面接のためのキャリアの棚卸、得意分野の把握、面接試験対策、そして就職活動の日記・ブログ・掲示板などから情報収集をすることです。
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転職理由が明確になり、転職情報誌や転職情報サイトなどで、働いてみたい会社が固まってきたら、次にやるべきことはキャリアの棚卸だ。当然のことだが、転職を成功させるためには、希望する企業に対して自分をアピールする必要がある。その材料となるのが、いままで自分はどのような仕事をやり遂げ、それを通じてどのようなスキルを身に付けてきたのかということなのだ。
どんな仕事をしてきたかという職務経歴、習得した職能・技能、業界知識、取得資格、特技、趣味、興味のあることなどが項目として上げられる。とはいえ「そういうのは苦手で…」という人もいるだろう。最近は転職情報サイトなどでも、チャートに上げられている項目を全て埋めると、いままでのキャリアパスが整理されるというようなサービスもある。それを利用するのも1つの手だ。
また、人材斡旋会社も強力な助っ人。専門のコンサルタントが丁寧に話を聞いて、あなたのキャリアを棚卸してくれるはず。
「でも、自分のキャリアを話すのって、なんだか自慢話みたいで…」と思っている人がいるとしたら、それは大きな間違い。企業は新しい人材を求める際、判断材料を少しでも多く集めたいと考えている。その人の過去の働き振りを示すキャリアは、ものすごく欲しい情報なのだ。
ちなみに、せっかくキャリアの棚卸をするのだから、その内容は職務経歴書としてまとめておくことをお勧めする。文章にすることで内容が整理できるし、企業側に自分のキャリアを説明する際も、職務経歴書に沿って話せば、非常に明確で分かりやすくなる。
キャリアの棚卸で触れたように、アピールできることが多いほど、選択肢は広がってくる。そこで、自分の得意分野も整理しておこう。その際、注意したいのが、自分の得意分野とこれからやりたいことの関連性だ。
同じ職種・業界で転職を目指す場合でも、業務上求められる義務から必然的に身に付いたスキルだけでは、それがよっぽど優れていない限り、他の求職者との差別化を図ることは難しい。
そこで、できることや得意分野を明確にする際には、仕事関係だけではなく、趣味なども含めて考えてみることをお勧めする。「好きこそ物の上手なれ」だからだ。たとえば、料理が好きだとしよう。できる限り良い材料を安く手に入れ、手際よく美味しい料理を作るという作業には、ビジネスでも応用できる「得意分野」がけっこう隠されているのだ。
複数のスーパーや専門店を回り、食材を手にとってベストを選択するという行動を考えてみれば納得するはず。まず、材料に対する知識とそれに基づく目利き力、あるいは広告などで良い食材を探すことで磨かれる情報収集力を得意なスキルとして挙げることができる。
そして何より、「美味しい料理を作って、食べる人に喜んで欲しい」という思いには、「顧客満足を常に意識する」とう、どんなビジネスでも求められるスキルが含まれていることに気付くだろう。料理が好きだということから、このように自分の「得意分野」を上げることができれば、人事担当者へのアピール度もかなり高いはずだ。
転職の動機付けや自分のキャリア、得意分野についての整理と並行して、どのような方向へと転身を図るのかを決定する必要がある。転職を決意する以上、現在務めている会社に何らかの不満があるわけだが、果たしてその業種・業界そのものが自分に合っていないのか、あるいはチャレンジしてみたい新たなフィールドがあるのかをまず確認しよう。
最も重要なのが、情報収集だ。転職は新卒での就職活動に比べて時間的な制約が多いし、1日でも早く今の会社を辞めたいという気持ちは分かるが、焦りは厳禁。給与や勤務時間、勤務地や会社の規模など、できる限り多くの企業情報を集めて、じっくり検討する必要がある。
求人雑誌や転職情報サイト、転職活動日記、転職活動ブログ、掲示板、2ちゃんねる転職板など、多くのチャンネルがあるので、それらを利用して、企業情報を収集しよう。そして、できれば面接などの前に、その企業を実際に訪問すること。「百聞は一見にしかず」ということわざがあるとおり、働く現場を見ることで得られる感触は、転職の際の大きな判断材料になる。転職して、前職よりも不満が募るのでは、まさに大失敗。じっくりと情報を集めて、磐石の態勢で臨むようにしてほしい。